会話中に生まれる気まずい沈黙について
友達とどんなに会話に盛り上がっていても、沈黙は突然現れます。
別に会話が楽しくなかったわけではありません。あなたもほかのみんなも本当に心から楽しく話をしていました。しかし、沈黙は訪れます。なぜでしょう?
俗説によると、人のグループは1時間楽しくおしゃべりを続けたら20分ほど静かになる、と言われています。
英語圏では、Awkward silence(気まずい沈黙)と呼ばれ、対処法もいくつか考えられています。
脳みその負荷を軽くするため説
会話の後で人が沈黙をするたしかな理由はまだわかっていませんが、一説によると、こうした沈黙の時間は周りに危険が訪れていないかを定期的に確認するためにおこなっているものと考えられています。
また、別の説では、常に会話が続くと脳みそに負担がかかりすぎるために、一時的に沈黙の場を設けて情報処理能力を回復させているという話もあります。
会話によるストレスを癒すため説
さらには、会話の生み出す騒音が健康に害を及ぼすという説もあります。
人が長いあいだ騒音のある環境にいると、ストレスレベルが上がり高血圧になることがわかっています。
つまり、会話によるストレスを癒すために私たちは定期的に沈黙するのです。
女性は表情を読むのが得意なだけではなく、会話をする時にドーパミンが出るのでコミュニケーションを取ることで快感を得やすいという特徴があります😆
逆に会話が途切れるとストレスホルモンが分泌するので、沈黙している状況にストレスを感じやすいです😵
男性にはこのような特徴がありません😛
— 心理学を解説する ちょっぺ〜先生 (@kruchoro) 2019年5月12日
沈黙時には無理に話をしなくていい
はっきりしたことは言えませんが、現在では以上の理由から、ある程度会話を楽しんだ後で私たちは一時的に沈黙すると考えられています。
なので、楽しい会話の後で沈黙が訪れたら、無理に話し続けたり新たな話題を必死に探すよりも、ゆっくりと休むと良いでしょう。
沈黙の時間を苦手に感じるのは一般的な感覚なので、あとは慣れです。
参考文献
Does a hush really pass over a crowded room 20 minutes after the hour?
https://science.howstuffworks.com/science-vs-myth/everyday-myths/hush-crowded-room.htm