【ヤバい】怒りながらTwitterをやっている人はすぐ死ぬ

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SNSの使い方で早死にが分かる

 

SNSをやっていると、ついネガティブな情報を見てイライラしたり怒りに任せて呟てしまうこともあるかと思います。

 

しかし、これは自分のためにもやってはいけない悪い習慣のひとつです。

 

研究によると、攻撃的なツイートをしている人ほど心臓病にかかって死にやすくなることがわかっているのです。

 

汚い言葉を使う人は心疾患にかかりやすい

 

2015年にペンシルバニア大学心理学部のヨハネス・C・アイヒシュタット、マーティン・セリグマン、マーガレット・L・カーン、ライル・H・アンガー博士らが、アメリカ全土の1,347郡を対象に1億4800万のツイートと心疾患データを分析しました。

 

すると、「クソ!(fuck)」「むかつく!(annoying)」「最悪!(shit)」といったネガティブな単語がよく使われる地域ほど、心臓病の死者数も多い傾向が見つかったのです。

 

これは、収入、教育レベル、喫煙習慣、運動量といった条件をコントロールしたあとでも残った結果です。

 

つまり、Twitterといえどもネガティブな使い方をしていたり、オンラインのやりとりで喧嘩をしたり悪口を言うのは健康に悪い!ということです。

 

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ネガティブな感情は悪習慣と結びつく

 

言葉遣いや態度と健康との関連性は昔から示唆されてきたことです。メンタルの状態が悪い人ほど心臓にかかわる疾患にかかりやすくなります。

 

たとえば、誰かに対する敵意やうつ病といった精神疾患は、さまざまな生理現象を通して、心臓の働きに悪影響をあたえます。

 

また、ネガティブな感情は社会的に問題のある行動を起こす原因にもなります。

 

ネガティブな感情が生まれることで、お酒を飲みすぎたり、健康に悪い食生活を送ったり、人付き合いが悪くなって孤独感なども感じるようになります。これらの変化は同じく心疾患を引き起こす原因になります。

 

つまり、Twitterでイライラしやすい人は実生活でもイライラしやすく、そのせいで心臓病にもかかりやすいのですね。

 

ポジティブな言葉を使う人は健康になる

 

逆に、「素晴らしい」「友達」「楽しい」などのポジティブな言葉を使うTwitterユーザーは心疾患にかかるリスクが低下する傾向がありました。

 

やはり普段から言葉遣いに気を付けている人は、それだけ自分の心を整理する術も心得ているのですね。

 

「名は体を表す」とは言いますが、「言葉遣いも体を表す」のです。マナー講習を受けたくなる話ですね。

 

 

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ツイート内容で正確に健康レベルが予測できる

 

さらにすごいことに、Twitterで使われる言葉のみに基づいた分析モデルは、喫煙、糖尿病、高血圧、肥満など10の一般的な人口統計学的、社会経済学的、健康リスク因子を組み合わせたモデルよりも、心疾患による死亡率を有意に予測しました!

 

これはつまり、「本人の習慣や健康データを調べるよりもツイートの内容を調べる方がリスクがわかる!」ということです。驚きの結果が出ましたね。

 

Twitterを分析すれば、従来の健康調査や人口統計学と同じぐらい大量のデータを得られるだけではなく、それ以上の情報も手に入り、従来の統計データより正確に物事を予想できる可能性も高い!とまで研究者は述べています。

 

「口は災いの元」とは昔から言いますが、悪口は人に聞かれなくてもその影響はすべて自分に返ってくるのですね。気を付けたいところです。

 

怒りを我慢すればいいわけではない

 

もちろん、これは単に怒りを我慢すればいい!という話ではありません。イライラするような習慣や人間関係や情報に触れているその状況がまずい!ということです。

 

というわけで、Twitterといえども心に影響を及ぼすメディアの一つです。ネガティブな感情を起こすような情報や人間関係とは距離を置くのが賢明なのです。肝に銘じておきましょう。

 

 

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参考論文

 

Eichstaedt JC, Schwartz HA, Kern ML, Park G, Labarthe DR, Merchant RM, Jha S, Agrawal M, Dziurzynski LA, Sap M, Weeg C, Larson EE, Ungar LH, Seligman ME. Psychological language on Twitter predicts county-level heart disease mortality. Psychol Sci. 2015 Feb;26(2):159-69. doi: 10.1177/0956797614557867. Epub 2015 Jan 20. PMID: 25605707; PMCID: PMC4433545.

https://doi.org/10.1177/0956797614557867

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