決める!人生を他人まかせにしてはいけない心理学的理由を解説

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自分で決める人は健康的!

物事の決定は自分自身で行う方が心理的にプラスの効果があります。他人任せにしてはいけないのです。

 

他人や環境に問題の原因や責任をなすりつけてしまうと、傷つくのは責任転嫁をしてしまったその人自身です。意外な事実ですよね。

 

一見すると他者に責任をなすりつけることは、自分を正当化してプライドを保つ効果があるように見えますが、実際にはその逆で責任転嫁をする人は自信をどんどん失っていってしまうのです。

 

この問題には自己効用感や自己コントロール感が関わってきます。

 

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責任放棄すると、自信をなくす

 

私たちは他人に決定を委ねたり、他人の意見に流され続ける習慣を持ってしまうと、途端に自分のことが信じられなくなり、日々ストレスを抱えてしまうようになります。

 

その結果、主体性を失い、行動する意欲や力もなくなってしまうのでさらに塞ぎ込んでしまうことになります。

 

こうなると、誰のために生きているのかわからないような状態になってしまいます。責任転嫁ばかりしていると、心にも体にも悪いのですね。

こうして主体性を失うと、私たちは物事の悪い側面ばかりが気になるようになります。こういうことがあるとうまくいかない、こんなことをしても無駄だ、何か悪いことがあるに違いない、と自分の人生を自分で選択し生きていくという感覚がなくなってしまうのです。

 

問題が起きてもそれを自分で解決する能力と意欲があればいいのですが、他人に責任をなすりつけていると、そういう気持ちすらも失ってしまうのです。

 

他人任せに生きて行動時の主体性を失うということは、自分にできることは何もないと思い込み、自信を失ってしまう大きな原因となります。こうなってしまうと夢も希望もへったくれもなくなってしまいます。

 

責任を負うことで心は強くなる

しかし、逆に物事の決定を自分でしていき、自分の行動にも責任を持つようになると、自信が回復し、自分できることとできないことの区別がついてくるようになります。行動を起こすための現実的な視点が持てるようになるのですね。

 

また、責任感を持つということは、プレッシャーにさらされて心理的にも負担がかかるのかと思いきや、逆にストレスを軽減する作用があります。

 

いつもまわりの影響や決定事項に怯えて結果がどうなるのか心配しビクビクしていた心理から、自分の行動が結果をもたらすのだという考えに切り替わることで、余計な心配やストレスを抱えることがなくなるのです。

 

他人任せにするというのは一見すると楽なように思えても、実際には心理的に負担のあるNG行動だったんですね。

 

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自己選択でメンタルを上向きに

アメリカ、スワースモア大学のシュワルツ博士は、自分で物事を決定した方がやる気が出るために長く続けることができ、気分も良く行動できるのでストレスも少なくなると述べています。

 

自分で選択するという行為が私たちのモチベーションを高めて、さらにはその気分を維持し続けてくれるのですね。ストレスが少なくなるのもメリットとして大きいですね。

 

物事を自分で決定するようになるとプラス面が増えると同時にマイナス面が減り、人生が今よりもっと楽しくなるんですね。

 

つまり、主体性を持つということが私たちの人生の満足度を高めてくれるのです。人に言われるからやるのではなく、何でも自分から積極的に行動していくと気分が明るくなりやすいのです。

 

 

小さなことから自分で選んでいこう

もちろん、心理的負担が大きい決断を最初からする必要はなく、まずは自分の身近な小さな選択から積極的に行うと良いです。

 

例えば、何時に起きるのかとか、どんな服装にするのか等の日常的な選択を期限や必要に迫られてからするのではなく、心に余裕を持った状態で選ぶことを楽しみながら始めるのが良いでしょう。

 

そうやって少しずつ物事を自分で選択することの楽しみや意味の大きさを肌で感じて学んでいくのです。

 

そのような自己選択の習慣を身に付けることができれば、他人が躊躇するような選択でも自然と自分から行えるようになります。そしてそれが大きな成長へとつながるのです。

 

自己選択する方がやる気が出て、努力を長く続けることができる
自己選択すると気分も良くなり、感じるストレスも少なくなる 

 

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