幸せになるための生活習慣
幸せと健康との相関性はよく言われていることですが、今回紹介する研究結果から分かるように、やはり健康体であることが幸せになるために重要な要素のようです。
そして健康になるために必要なのは定期的に運動をすることです。運動についてはアルツハイマー病にかからないための生活習慣でも少し話しましたが、私たちが幸せに生きていく上で大切な習慣のひとつなんですね(もちろん、食事や生活環境も重要ですが)。
しかし逆に言えば、健康を維持することで誰でもわりと簡単に幸せになれるかもしれませんので、今回の研究結果はかなり良い話ですね。
幸せの要因の一番は健康だった
アメリカ、ホフストラ大学の心理学科に勤めるヤコブ博士とガルナーシャ博士は、97名の成人を集めて彼らの人生満足度を尋ね、どういう要因が私たちを幸せにするのかを調べました。
すると、「健康であること」が幸せを維持する上で一番大切な要因だということがわかりました。割合としては健康が私たちの人生の満足度の20%を占めていました。
20%はけっこう大きな数字です。人生の課題にはそのほかにも人間関係やら経済状況やら仕事のことなどやるべきことがたくさんありますから、その点を踏まえるとめちゃくちゃ高い数字だと思います。健康体であるだけで人生の5分の1の成功を手にしたようなものですからね。
やはり、成功者の方達もよく言われていますが、人というのは何はともあれ健康第一なのです。
友達の数と運動習慣も重要
それに続いて「友達の数」が11%、「目標が達成できているかどうか」も11%の割合を占めていました。
この友達に関することは私たちの心の健康に深く関わっていることですし、目標達成についても人生を後悔する要因になりやすいもののひとつです。
さらに健康に関する項目として「運動習慣がある」ということも満足度の8%を占めていました。
健康と運動は幸せな状態を保つ上で本当に重要なんですね。健康な体を作るためには運動習慣は欠かせませんから、当たり前といえばそうなんですが。
体は定期的に動かさないとサビていく
たしかに体が健康でないと、友達と遊んだり目標を決めてそれに向かって日々努力することも難しくなってしまいます。
例えば、車やバイクを動かさずに放っておくとバッテリーが上がって動かなくなってしまいますよね。
人間の体もこれと同じで、定期的に体を動かしてやらないと筋肉だけでなく脳みその細胞もダメになっていってしまうのです。
つまり、健康な体をつくることから私たちの行動の”始めの一歩”が始まるのですね。
自分に自信を持ちたかったり自分を好きになりたかったら、まずとにかく運動をすると良いです😲
運動をすることで自分を愛せるようになり自尊心が高まるようになると多くの研究結果から報告されています💪✨
自分を誇りに思う気持ちが不足していると感じたら運動しましょう😝
— ちょっぺ〜先生@心理学作家 (@kruchoro) 2019年9月17日
運動するとモテる上に、目標達成もできる
また運動をする人は、よくモテる上に結婚生活も長続きしやすくなるという研究結果も出ていますので、運動習慣を持つことは良いこと尽くしです。
これは男女ともに良い影響のあることです。体が健康になると心も健やかになって人間関係も良好になっていくんですね。
さらに、親しい友達を作って彼らと一緒に目標を立てて運動をするという習慣を持てれば、それだけで「健康」+「友達」+「運動習慣」+「目標達成」で50%以上も幸福度を高めることができます。すごい数値ですね。
運動というのは始めるときはちょっと面倒臭いかもしれませんが、幸せになるため+異性にモテるためと考えられればかなり大きなモチベーションになりますので、ぜひお試しください。
健康だと幸福度が20%も上がる
健康な体と運動習慣と合わせると、人生の満足度が30%高くなる
健康であることで人間関係が良好になり、さらに幸せになる
友達と定期的に運動をして健康を目指すのがオススメ