不幸な関係をやめられない3つの理由 ダメ恋シリーズVOL.12
ダメな恋人と別れられない心理的な理由の続きです。
私たちが、明らかに自分たちに害になるとわかっていても、不幸な人間関係にハマってしまうのは、これから解説する3つの心理作用が関係しています。
恋人と別れられない心理その1
心理的な操作
あなたがまだ別れたくないと思っていることに恋人が気付いている場合、ときに相手はあなたと付き合い続けるために心理操作を用います。
恋愛関係を終わらせないために、あなたを軽蔑したり、ぞんざいに扱うようになったり、あなたの代わりになる新しい恋人候補がいるように匂わせるなどして、あなたの感情を揺さぶって操作しようとするのです。
特にダメ恋の場合、こういったことをする相手が多いです。
心理学用語では、このように脅しや精神的な虐待方法を用いて他者を操ろうとする人たちをマニピュレーターと呼びます。
ダメ恋に限らず、ブラック企業や毒親にもこうした人たちは見られます。近づいてはいけない人の代表格みたいなものです。
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ヤバい人の特徴
心理操作を行う傾向が特に強いのは、自尊心が低い人や恋人よりも身体的な魅力度が低い人たちです。復習になりますが、やはり自尊心の低下は不健全な行動と結びつきやすいのです。
こうした人たちは、好きな人が自分から離れていくのを防ぐために暴力的な脅しを利用して、相手を自分のもとに留まらせようと試みることが多くなります。
自尊心や魅力度が低い人たちは、自分に自信がないために、暴力的な行為に頼って相手を束縛しようとするのです。
恋人への嫌がらせは強い抑止力になる
そして、こうした嫌がらせは実際に恋人をつなぎ留めておくことに役立ちます。
研究によると、こうした感情的な虐待や身体的な暴力に伴う苦痛は、恋人と別れようと思っている人を思いとどまらせるための強い抑止力となることがわかっています。
心理的に苦痛を感じている人は、今の恋人から離れることができないと感じやすくなってしまうのです。
・ダメ恋回避シリーズ
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