- 感謝の日記でストレスが28%減少する
- ストレスホルモンのコルチゾールが23%低下する
- 心不全患者の炎症レベルが7%減少する
- 感謝の数を数えることでうつ病のリスクが41%減少
- 感謝の日記で25%のダイエット効果がある
- 脳みその病気を防ぐ
- 血圧が16%低下する
- 疲労感が20%減少する
- オキシトシンで感謝の気持ちが12%増加する
- 感謝の手紙で絶望感が88%も減少する
- 血糖値が下がる
- 睡眠の質が10%上がる
- 感謝できる人ほど長生きする
- 参考資料
やらないと損する感謝の科学
今回は感謝の心がもたらす健康効果をまとめて紹介していきます。
本記事を最後まで読むと、感謝することがどれだけ凄いのかよく分かるかと思います。
もはや感謝していないことが大損に感じるほどのレベルです笑。ぜひ読んでみて感謝の科学を実践していってください。
感謝の日記でストレスが28%減少する
2週間のあいだ感謝の日記をつけた人たちは、知覚されたストレスが28%減少し、うつ傾向も16%減少しました。
主観的なストレスが3割も減少するのは大きいですね。
過去に何度か紹介していますか、やはり感謝の日記はかなり効果的なようです。
ストレスホルモンのコルチゾールが23%低下する
感謝の気持ちは、ストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを23%も低下させます。
つまり、ストレスを抱えがちな人にほど感謝の気持ちはお勧めということですね。
心不全患者の炎症レベルが7%減少する
感謝の気持ちを持つことで、うっ血性心不全患者の炎症レベルが7%減少しました。
感謝の気持ちは単純に肉体の炎症のレベルを下げてくれるとのことで、体調が悪い時にはぜひ試してほしいですね。
感謝の数を数えることでうつ病のリスクが41%減少
感謝の数を数えることと感謝の手紙を書くことは、リスクの高い患者のうつ病リスクを6ヵ月間でなんと41%も減少させました。
うつ病のリスクが大幅に減少するので、うつ傾向のある人は試してみてください。
感謝の数を数えるだけでもポジティブな効果があるのは楽でいいですね!
幸福度を高めたいのなら「幸せに気づく練習」がおすすめです。今日一日を小さな幸せを探しながら過ごしてみましょう!それだけで気分が良くなってきます!!!
— ちょっぺ〜先生@心理学博士 (@kruchoro) 2020年11月30日
感謝の日記で25%のダイエット効果がある
感謝の気持ちを綴った日記をつけた人は、脂肪分の多い食事の摂取量が25%も減少しました。
感謝の日記でダイエットができるようになるとは意外な結果ですね。
というわけで減量をしている人は感謝の日記も合わせて書きましょう。ダイエットが楽になります。
脳みその病気を防ぐ
毎日感謝の気持ちを持つことで、加齢とともに起こる神経衰弱、神経変性(認知症、パーキンソン病など)の影響を遅らせることができます。
どうやら感謝の心は脳みその老化や病気をも防ぐ効果もあるみたいです。不思議ですね。
血圧が16%低下する
感謝の気持ちを持っている人は、感謝の気持ちを持っていない人に比べて拡張期(最低)血圧が16%、収縮期(最高)血圧が10%低い。
高血圧の方はぜひ感謝の気持ちを持ちましょう。それだけで1割も症状が緩和するのですから非常においしい話です。
疲労感が20%減少する
症状のない無症候性心不全の患者を対象にした研究では、感謝の気持ちを持っている人は、感謝の気持ちを持っていない人に比べて、抑うつ状態が16%減少し、疲労感が20%減少し、病気の症状をコントロールできると信じる傾向が18%も強いことがわかった。
抑うつ的な気分だけではなく疲労感も減少するのは驚きですね。慢性的に疲れを感じている人は試してみるのもありです。
また、病気の症状のコントロール感が増すとのことなので、病気療養中の方や持病を持っている人にもぜひ試してほしいですね。
オキシトシンで感謝の気持ちが12%増加する
神経ペプチドであるオキシトシンを投与された高齢者を対象にした研究では、プラセボの偽薬を投与された患者と比較して、感謝の気持ちが12%増加した。
オキシトシン愛情ホルモンと呼ばれ、好きな人と一緒に過ごしたり、キスやハグをすることで脳内に放出されます。
つまり、愛する人と一緒に過ごすことで感謝の気持ちも持ちやすくなるのですね。いい話です。
感謝の手紙で絶望感が88%も減少する
感謝の手紙を書くことで、自殺願望のある入院患者の88%で絶望感が減少し、94%の人で楽観的思考のレベルが向上しました。
自殺を防ぐのにも感謝は利用できるのです。絶望感が減って楽観度が増すのでネガティブな人にもお勧めですね。
血糖値が下がる
感謝している人(神様に感謝している人を含む)は、糖尿病の診断に重要な役割を果たす血糖コントロールの重要なマーカーであるヘモグロビンA1cの数値が9~13%低くなります。
血糖値の上昇は様々な病気につながるので気をつけたいところです。
睡眠の質が10%上がる
感謝の気持ちは、慢性的な痛みを持つ患者(76%が不眠症を併発)の睡眠の質を10%改善し、抑うつレベルを19%下げることがわかってます。
まさかの睡眠のハックまで使えるという万能ぷりです。
よく眠れないという人は感謝の日記を寝る前につけてみるのも良いでしょう。
感謝できる人ほど長生きする
といった感じです。簡単にまとめると、感謝できる人ほど長生きする!ということです。
もちろん、ここには載っていない健康効果もあります。
そういったものまで含めると感謝の気持ちがどれだけ私たちの健康に良いのか、その影響力は計り知れないですね。
いかに感謝の心を持つことが幸せに生きるために大切なのか、よくわかる話でした。
参考資料
Gratitude is good medicine
https://health.ucdavis.edu/medicalcenter/features/2015-2016/11/20151125_gratitude.html