リーダーシップ=男らしさ
今回は、リーダーシップがあって男らしいと感じさせるための心理テクニックを紹介します。
基本的に私たちは「男らしい人=リーダーシップがあって頼りがいがある」と考える心理があるので、男らしさを演出することで間接的にリーダーとして高評価を得られるようになります。
男らしさを示す上で1番効果的なのはスキルを身に付けることです。
男らしさは見た目で決まる
しかし実は男らしさの演出にはしぐさや話し方といったスキルに関するものの他に、見た目やファッションで男らしく見せる方法があります。
つまり男らしい格好をすると、それだけで男らしい人だと思われるようになるのです。脳みそは単純な性格ですね笑。しかし、以前話した研究でも「男らしさ」が成功のカギになるということが判明していました。
リーダーシップがあると思われる見た目
では、人に男らしいと思われるような格好というのはどんな格好なのでしょう?そのヒントは、優秀なリーダーたちが着こなしているスーツの種類にあります。
アメリカのマイアミで行われた研究で、企業のマーケティング担当者や銀行員を集め、彼らの人物評価をしてもらうというものを行いました。
まず最初に集めた被験者の人たちには評価のための写真を撮ってもらいました。それからその写真を企業の人事担当に見せ、人材の募集に応募してきた人たちと仮定して、応募者の見た目だけで力強さと決断力の2点を評価してもらいました。
ダークカラーと直線的なフォルムがトリガーになる
すると、ダークカラーのスーツを着こなしていて直線的なフォルムを持つ男性的な見た目の人ほど、この2つの点で高評価を得られることがわかりました。
ダーク系のスーツを着ていた人は力強く決断力のある人物だと見なされるのです。
暗めの色合いと曲線の少ないまっすぐなフォルムは、男性的で頼りがいがある人だと評価される基準になるのです。どうやらこのような見た目の人物は仕事ができる人物と頭の中でイメージが重なり合うようです。
つまり、頼りがいのある人だと周りの人たちに見られたかったら仕事着を暗めの服装にして、肉体も直線的に見えるように肉体改造すると良いわけです。
男性らしさと女性らしさを使い分ける方法
そういえば、大統領や首相などの各国の代表たちも暗めのスーツを着込んでいることが多いですよね。これらのファッション性も民衆をまとめるためにきちんと計算された行動だったのですね。
女性は丸みや明るい色合いを強調することで女性らしさをアピールできるようになり、男性は直線的で暗めの色合いを強調することで男性らしさをアピールできるようになるのです。これらは服装選びの参考にしてみてください。
見た目が変わると相手の反応が変わる
というわけで、リーダーシップを取る立場の人や男性らしさをアピールしたい人は今回の心理テクニックを使ってみてください。
見た目が変わると相手の反応も変わり、そのおかげであなた自身の行動も影響を受けて変わっていきます。活用できる心理はお互いのためにうまく活用していきましょう。