勉強するならパソコンよりも手書きのノートの方が良い

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賢くなりたければ手書きで書こう

 

やっぱり!という感じの話なのですが、勉強内容はパソコンで打ち込むよりも手書きで紙のノートに書き込む方が、脳みそに記憶させるには効果的である!ことがわかっています。

 

2020年にノルウェー科学技術大学心理学部発達神経科学研究所のエヴァ・オーセ・アスクヴィク、FR(ルード)・ファン・デル・ウィール、オードリー・LH・ファン・デル・メア博士らは、16人の子供と16人の大人を対象に脳みそをスキャンしながら手書きorキーボードで単語を書いてもらうという実験をしました。

 

すると、予想通りですが、手書きのグループの方が脳みそが強く活性化していたのです。

 

ちなみに過去の研究でも同じような結果は出ていましたので再確認という感じですね。 

 

 

手書きで頭が良くなる脳科学的な理由

 

手書きの方がより強く脳みそが活性化する理由は、当然ながら、手を使うことで様々な神経や感覚が刺激されるからです。

 

例えば、紙にペンが当たる感覚を手で感じたり、文字が正しく書けているのかどうかを目で追うので視覚的にも刺激されます。また、紙に文字を書く音を耳で聞いたりもするので、キーボード操作よりも多くの感覚を使うことになるのですね。

 

研究者は、幼少期から学校で手書きの勉強をしたり画用紙に絵を描くことで、学習に有益な神経細胞の働きを促進する効果が期待できると述べています。

 

そう考えると、習字、彫刻、絵画など日本の小学校教育はかなり理に適っているということになりますね。

 

 

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五感を使うと記憶が定着しやすい

 

ペンと紙を使った手書きの感覚経験は、私たちの脳みその様々な部分を繋げ、学習するために脳の状態をオープンにしてくれます。その結果として、学習と記憶が促進されるのです。

 

脳みそは蜘蛛の巣のようなネットワークのようになっているので、様々な部位を刺激して活性化することで知識が定着しやすくなるのです。つまり、五感をフルに使うと良いのですね!

 

最近だとメモの魔力の影響で手書きのメモを書く人も増えたと思いますが、賢くなるためには効果的な方法ですので、ぜひ手書きのメモを習慣化して続けていくと良いですね。

 

 

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参考論文

 

Ose Askvik E, van der Weel FR and van der Meer ALH (2020) The Importance of Cursive Handwriting Over Typewriting for Learning in the Classroom: A High-Density EEG Study of 12-Year-Old Children and Young Adults. Front. Psychol.

Frontiers | The Importance of Cursive Handwriting Over Typewriting for Learning in the Classroom: A High-Density EEG Study of 12-Year-Old Children and Young Adults
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