ユーモアがある人ほど仕事ができる
社会的に成功したり、会社内で偉くなって地位を高めたいのであればユーモアのセンスを磨きましょう。
出世や起業などの社会的な成功には多様な人間関係を構築し、それを良好な状態に維持することが大切です。そして、そのためにユーモアが使えるのです。
身近なことを思い返してみて欲しいのですが、面白いことを言ったりやったりする人って、誰とでも仲良くなれるような人懐っこさを持っていて一緒にいると楽しいという印象がありますよね。
ユーモアと社交性には密接な関係がある
この「相手に良い印象を与えて、同時に他人を楽しませることができる能力」が人間関係を良くするのにとても役立つのです。コミュニケーションの基本ですね。特に女性はよく笑う人ほどモテることがわかっていますし、ユーモアの影響力はバカにできません。
また、過去にも話しましたが、社交性の高さは個人の成功を決める上での重要なポイントになりますので、人間関係のことを考えると、ユーモアのセンスが高い方が関係を良好な状態に保ちやすいのです。
また、カップルやグループではなく一人きりで過ごす時の場合を考慮しても、ユーモアがあるのとないのとでは個人の健康状態が大きく変わってきます。暗い思考しかできないと心だけでなく体調も悪くなるのです。
面白い人ほど出世するという事実
アメリカ、アラバマ大学で経営学を教えているジャック ダンカン教授がある電子工場で調査を行ったところ、その人のユーモアのセンスと地位の高さに比例関係があることを発見しました。
ユーモアがあると思われている人ほど、高い役職を与えられて出世していたのです。
つまり、面白いことを言える人ほど、他の人たちと比べて、会社内で成功していたということなんですね。
ユーモアの力、おそるべし。。
ユーモアがあるかどうかで評価を決めている
今回の調査をした同じアラバマ大学の別の研究で、優秀な成績を残しているマネージャーたちの特徴について調べたものがありますが、こちらでも仕事ができる人の共通点はユーモアのセンスだったということがわかりました。
そう考えると、ユーモアはその人が仕事ができる人なのかどうかを見極める指標の一つなりえます。
面接官のみなさんは、頭の片隅にでも覚えておいてください。
ユーモアがあると逆境を乗り越えられる
どうしてユーモアのセンスが出世に大きな影響を与えるのかと言うと、組織やチームが危機的な状況に陥ってしまった時にユーモアを発揮できる人ほど状況を打開できる可能性が高いからです。
一見すると暗い気分になるような状況でも、ちょっとおかしなことを言ったり変わった視点で見ることで笑ってしまうことってありますよね。
例えば、お笑い芸人さんの話って、普通に経験したら悲しかったりただ不幸だったり腹立たしい気持ちになるようなことですが、それを面白おかしくさせる視点でのツッコミがあることで笑い話に変えることができています。
これと同じように、ユーモアがあることで暗いことが起きたり失敗を経験して落ち込んでいるチームに元気を与えて全体を活気づけたり、問題につまづいているときに別の視点から物事を見れるように促すことができるようになるので、結果的に仕事で好成績を残すことができるのですね。
・笑うと幸せになるだけではない!異性にもモテる上に人間関係も良くなる!
ユーモアを持つことで幸せにもなる
またユーモアがあることでお喋りが好きな性格になり、そのおかげで人と接する機会が増えて人間的にモテることで、リーダーのような立場上で人よりも上になる職にもつきやすくなります。
あるいは、ユーモアがあるだけで単純に超絶幸せになります。
物事の明るい面を見据えられるユーモアさえあれば、逆境に置かれても、自分や他者の気持ちを明るくさせる能力と多様な視点によって困難を乗り越えることができ、出世することができるのです。