出世しやすくリーダーに選ばれやすい人の性格的な特徴。リーダーシップの心理学

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仕事の成功で幸せになれるのか?

どうすれば成功できるのか、という問題は考えが尽きない話題です。

 

というのも、成功した人によって言っていることがバラバラだったり、矛盾していたり、まったく正反対のことを言っているからです。時にはそれで混乱し、失敗してしまうこともあるかと思います。

 

しかしそれでもなお、私たちが仕事面での成功や出世を望むのがそれが幸福度と結びついている範囲が大きいからです。

 

考えてみれば当たり前のことですが、仕事は一日の3分の1の時間を占めておりますし、起きている時間に限って言えば、一日のうちに私たちが使える時間の半分を占めています。

 

さらには移動の時間や準備の時間や残業の時間等も考えると、それ以上です。しかも仕事でエネルギーを使った分だけ疲れますから、仕事以外に自由な時間があるからと言って本当に自由に使えるとも限りません。

 

ですから仕事自体を楽しみ、成功に導くことは人生を幸せに導くのと等しいのです。

・どうしたら人は幸せになれるのかを科学する、心理学研究の話

どうしたら人は幸せになれるのか?お金よりも重要な幸せを決める要素
 

 

仕事の成功を測る4つの要素

仕事の成功を一口で説明するのは難しいです。というのも成功という価値観は人によって変わってくるからです。

 

しかし、それでも共通して言えることもあります。

 

自由さ

まず自由度です。自由な時間が多ければ多いほど幸せになれますし、自分のことは自分の意思で選択するほど仕事への満足度が高まります。好きなことをする時間も増えれば、自然と笑顔も増えていきますよね。

・簡単に幸せになるための心理学研究。好きなものや幸せな瞬間を見つけよう!

簡単に幸せになるための心理学研究!好きなものや幸せな瞬間を見つけよう
 

 

お金

金銭面もある程度までは重要です。お金は自由を手に入れるための切符のような役割をしているので、お金があれば時間を買うことも可能になります。

 

承認

認められることも満足度に影響します。自分が思うように行動して、その行動の結果が他者に認められたり誰かの幸せに貢献できたとしたらこれほど嬉しいことがないですよね。他者を迎合しすぎると自由がなくなるのでバランスが重要ですが、他者に認められることが幸せに繋がるのは事実です。

 

人間関係

人付き合いも重要です。認められることと少し被りますが、人付き合いもまたかなりの割合で私たちの幸福度に影響します。

 

アドラー心理学なんかは人の悩みは人間関係の悩みだけだと言ったりしていますし、私たちの心理にとっては人間関係はそれくらい大きな関心の的です。

 

仕事で成功することは人間関係が円滑に進むのと等しかったりします。これらの要素を満たすために私たちは出世や昇級を目指すのですね。

・「どう人と付き合うか」こそが最強の心理学ツールだ

人付き合いがあなたの人生を決める!人間関係と成功の心理学
 

 

リーダーに選ばれる人の性格

アメリカ、インディアナ大学サマーズ博士は全米の20万世帯から1000世帯をランダムに選び出して「どういう人がリーダーになりやすいのか」を調査しました。

 

すると、自分をリーダーだと自認している人のうちの42%が高い競争意識を持っていて、37%の人が自己主張の強い人だということがわかったのです。自信の高さが能力の高さと比例していたのです。

 

アメリカの研究なので少し日本の評価基準とは変わる部分もありますが、そもそも自己アピールの場所が少ないとそれだけ能力を判断してもらえる機会も少なくなるので、自分の気持ちをはっきりと表明することは大切です。もちろん、伝え方も重要です。

 

また、発言量が多いとそれだけでその人が何となくリーダーっぽく見えるのは、アメリカだけでなく人類の遺伝子に備わっている自動思考のシステムです。この部分が自己主張という行動を結びついて、リーダーとして優秀な人材と評価されるのです。

・お喋りな人はお得?話す量がリーダーを決める

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たくさん話をする人がリーダーになるリーダーに選ばれる人には共通の特徴があります。これはすごくわかりやすい特徴です。しかも天才にしかできないようなことではなく、ごくありふれている特徴です。リーダーの共通点、それは「たくさん話す」ということです

 

男っぽい人が選ばれやすい理由

総合すると、男っぽい人ほどリーダーになりやすいという結論になります。

 

競争意識が高かったり、自己主張が強かったりというのは男性ホルモンが高い人の特徴です。

 

リーダーを目指すのであれば、こういった男らしい人たちの特徴をロールモデルとしてある程度取り入れてみるのがいいですね。

 

ちなみに男らしさは筋トレで補えます。筋トレをすると男性ホルモンが増えるので、行動や発言や考え方も自然と男っぽくなる可能性がありますし、見た目にも頼りがいがあるように見えようになります

 

というのも、リーダーはまわりのみんなを引っ張っていかなくてはいけないので発言がブれたり他者に流されるようでは仕事が務まりません。

 

他の人の意見を聞かないのと、意見に流されるのは別です。リーダーに頼りがいがないとチームの士気も下がってしまうのですね。

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「頼りになるイメージ」はリーダーの象徴

頼りがいがあると、それの強さにチームが引っ張られてチームに所属していることを誇りに思います。

 

リーダーが立派だと、チームのメンバーに自信をつけることができるのですね。その結果、仕事の成果も上がります。

 

つまり私たちは、無意識に自分たちにプラスの影響をもたらしてくれる人物をリーダーに選んでいるのですね。面白い能力です。

・リーダーシップの心理学まとめ

競争意識が高い人の方がリーダーになりやすい
自己主張する人の方がリーダーになりやすい
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