外見と中身、どっちが大切?
外見と中身、あなたはどちらの方により重点を置いて磨いていますか?
外見が大事だという話はよく聞きますし、中身が大事だと言う話もよく聞きます。では、実際はどちらの方が大事なのでしょう?
端的に言うと、短期的な関係においては見た目が大事で、長期的な関係においては性格が大事になってきます。
もちろん、どちらの特性も良いに越したことはないのですが、付き合う長さによって人物の評価は変わってくるのです。
短期的な人間関係ではルックスが重視される
例えば、ワンナイトラブのような短期的な恋愛相手を求めている人は、ルックスを重視し、中身についてはそこまで細かく追求しません。
同様に、一度きりのセミナーや講習会では講師の外見で講習の内容を判断しがちです。これも短期的な関係なので、講師の見た目が評価に大きく影響するのです。いわゆるハロー効果というやつです。
ハロー効果は、ひとつの特徴だけで相手のすべてを判断してしまう思い込みの一つです。
長期的な人間関係では性格や個性が重視される
一方、長く付き合う相手に対しては、私たちは見た目に寛容になり、相手の性格やどれだけ信頼感を構築できているかに目を向けるようになります。
まぁ、当たり前といえば当たり前ですよね。長く付き合うにつれて、隠れていた相手の良いところや共通点が見えてくるようになり、見た目のハンデを大きく飛び越えて高評価を与えることができるのです。
つまり、長期的な人間関係において大切なのは、お互いの性格の一致と相手への思いやりなのです。
見た目に自信がなくても大丈夫!
顔や背格好だけで中身のない人たちは、最初こそチヤホヤされてモテるのですが、長く付き合うにつれてボロが出て来て信頼を失っていきます。
逆に、美男美女ほどの魅力を持たない人であっても中身がしっかりとしていれば、お互いに触れ合う機会が増えるにつれて、一度の会話では見つけられなかったその人の内面の良さが際立っていき、信頼や好意の気持ちが積み重なっていきます。
というわけで、ルックスに自信がある人は慢心しないように中身を磨き、ルックスに自信のない人は自分の中身をわかりやすくアピールしつつ、運動や食事の習慣を見直して肉体の魅力も上げていきましょう。
外見と中身、どちらの側面にも良い武器と使いどころがあるということですね!
短期的な人間関係はルックスに大きく左右される
長期的な人間関係は性格の一致や思いやりに左右される