あなたの行動力を爆上げさせる!子どもにも使える自己コントロール方法!

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行動力が上がるテクニック

今回は子どもにも大人にも使える、目標達成率と行動力を上げるための心理テクニックについて話していきます。

 

実は目標自体は同じで努力の量や行動する量は同じでも、目標の提示の仕方に少し工夫を加えるだけで目標達成率が変わってしまうのです。

 

なので、この正しい目標の設定の仕方を知らないと無意味に心理的な負担が大きくなってしまったり、やる気がうまく引き出せなくなってしまって目標を達成できずに失敗してしまうということが起きてしまいます。

 

この心理を知っているだけで行動力を爆上げできるようになるので、達成したい目標がある人やこれまでうまく目標を達成できずに途中で挫折してしまった経験が多い人は今回紹介するテクニックを参考にして目標を立て直してみてください。

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どんな目標がやる気を上げるのか?

スタンフォード大学の心理学者アルバート バンデューラ博士とデール シャンク博士は、小さな子供たちを対象に目標設定に関する心理実験を行いました。

 

この実験は、どのような目標設定をすれば忍耐強く努力を続け、結果として多くの目標を達成できるようになるのかを調べたものです。

 

まず、実験の対象者となった子供たちには2つのグループに分かれてもらい、それぞれ課題の量は同じですが異なる目標設定のもとで課題をこなしてもらいました。目標の設定の仕方だけで、努力の結果に違いが出るのかを比べてみたのです。

 

目標を近づけてあげると成績が上がった!

実験では、片方のグループに「毎日5ページずつやろう」というような時間設定の小さい目標を与え、もう片方のグループに「最終的に200ページクリアしよう」というような時間設定の大きな目標を与えました。

 

言葉を言い換えると、グループごとに努力の結果がすぐにわかる近い未来の目標と、努力の結果が出るまでに時間のかかる遠い未来の目標を与えたのです。

 

すると、近い目標を与えられた子供たちのグループは、遠い目標を与えられた子供たちのグループよりもあらゆる点でデータが勝っていたのです。

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具体化した目標で改善できた3つのポイント

実験の結果を数字にして細かく見ていくと、以下のようなデータになりました。データは実験に参加した子どもたちの忍耐力、好奇心、達成率の変化を示したものです。

 

忍耐強く努力を続けたかどうか

遠い目標のグループが22%の改善率なのに対し、近い目標のグループは90%の改善率だった。
努力を続けるための忍耐力は68%もアップしました目標を近づけて結果をすぐに示す方が、ずっと先の目標を目指すよりも、長期的にも努力し続けるのです。先のことなど忘れて今のことだけを考えた方がうまくいくのですから、ちょっと皮肉っぽい研究結果ですね。
 
 
忍耐力が強いということはそれだけ集中力が持続することにも繋がりますので、直面している課題に対してだけではなく、他の課題や作業もうまくいくようになる可能性もあります。

 

与えられた課題に知的興味を持てたかどうか

遠い目標のグループが40%の改善率の改善率なのに対し、近い目標のグループは90%の改善率だった。

勉強の内容に対する好奇心、知的興味は50%もアップしました

 

無理やり課題をやらせて勉強嫌い、科目嫌いになってしまっては元も子もありませんから、この数字の上昇率はかなり重要な意味がありますね。子どもに勉強好きになってもらいたいなら、すぐに結果がわかる目標を与えてあげることが大切なのです。

 

 

実際に目標を達成できたかどうか

遠い目標のグループが目標全体の55%終わらせることができたのに対し、近い目標のグループは目標全体の74%を終わらせることができた。

どれだけの子どもたちが目標に到達できたかを示す目標の達成率は19%もアップしました

 

といった具合に両者の数字に大きな違いが出ました。具体化された目標の方がただ成績が良かっただけではなく、成績にかなり大幅な改善がみられたのです。

 

つまり目標を具体化することによって、忍耐力がつき、勉強することに興味が湧き、実際に学力も向上させることができたのです。

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目標の最低ラインを作ろう

これらの結果を見る限り、努力するのであれば、より現実的でより小さな目標をコツコツとクリアしていったほうが本人の自信になり、努力を続けるモチベーションが保たれ、最終的な目標の達成度も高くなるということがわかります。

 

なので、「少なくとも」や「最低でも」という言葉を合言葉に、日々の目標設定の最小値を決めておきましょう。目標は細かい方が圧倒的に良いのです。

 

目標は細かく刻むイメージ

そして、そのようにして積み重ねる努力を日々小さく刻んでいくことが大切です。週に一度だけまとめて行うよりは、少しずつでもいいので毎日続ける方が目標達成率が高くなります。

 

特定の日にまとめて行うのではなく、日々連続で行うようにして努力目標や超えるべきハードルを小さくすることで、行動する意欲が湧きやすくなるのです。やるべきことが多いとそれだけで気分が落ち込みますし、行動するためにやる気を奮い起こす必要もあります。

 

なのでまとめて行うようにすると、それだけサボりやすくなってしまうのです。たとえ工程数は多くなってしまっても、目標は細かく具体化して、その都度進捗状況を把握していきましょう。

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https://twitter.com/kruchoro/status/1126257469557051392

 

目標を正しく具体化する方法

ただし最終的に目指す目標を変えたり、到達地点の異なる複数の目標を持つことは心理的な負担になりますので注意してください。

 

目標を区切る

ただ単にたくさんの目標を持てばいいのではなく、一つの大きな目標を進行状況が把握しやすいように時間的な区切りや作業の区切りを細かく分けることが大切なのです。

 

大きな目標や結果が出るまで時間のかかる目標は達成がそれだけ困難ですが、細かく結果を見積もって努力を刻むことで目標を達成しやすくすることができるのです。

 

成功回数が増えたように感じる仕組み

やっていることは同じで努力の量も同じでも、目標を細かく分けて段階的に成果を達成していると感じるように日々の努力の結果をわかりやすくすることで、目標の達成する確率も達成する回数も増やすことができるということはこの機会に覚えておいてください。

 

こうして工夫を加えてほんの少し感じ方を変えるだけでも、私たちは苦手な努力を我慢強く続けることができるようになるのです。というわけで、目標を決めたらその次には定めた目標を細かく分解していきましょう。

 

また子どもや部下など、自分以外の人に課題や仕事を与える場合もこの目標設定の心理テクニックを応用して課題を与えるようにすると成功率も満足度も上がるので積極テクニ使ってみてください。

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