心理学的に読まれる広告・コピーの特徴!人に伝わりやすくなるフレーズを使った5つの心理テクニック

この記事は約5分で読めます。

文章で心を動かすための5つの心理テクニック

今回は広告のコピーを書くときや人を説得したいときに使える心理テクニックを紹介します。

 

今回紹介するのは相手にわかりやすく説明をするための文章の書き方に関する心理学です。なので、言葉を使って人の心を動かしたい人は参考にしてみてください。紹介するテクニックは5つありますので、自分で使いやすいものを選んでスキルを磨いていってください。

 

以下のテクニックが文章で心を動かすための5つの心理テクニックです。

 

  1. ダブルリバーステクニック
  2. 比喩法、比喩表現
  3. 韻を踏む、リズムを刻む
  4. 倒置法
  5. 疑問形

 

順番に解説していきますね。

説得力が高まるプレゼンのコツ!少しの工夫で成功する説得交渉の心理学
プレゼン資料には写真を使うと良い誰かを説得したり、人前でプレゼンテーションや発表をするときにより高い評価を狙うのであれば、写真や動画といったメディアを使うと良いです。メディアを使った主張は好感度が高まるのです。心理学の研究結果によると、ただ

 

ダブルリバーステクニック

ダブルリバーステクニックは、同じフレーズを繰り返したり、言葉を反対にして繰り返すというテクニックです。

 

これは以前に紹介した目にする回数が増えるだけで好感度が上がるという単純接触効果に近い心理ですね。

 

例えば同じセリフを何度も繰り返すことでフレーズが脳に定着し、記憶にも刻まれやすくなります。九九の覚え方がそうですね。とにかくひたすら伝えたい言葉を繰り返すだけなので初心者の方でも使いやすい心理テクニックがダブルリバーステクニックです。

 

言葉を反対にして繰り返す?

言葉を反対にするというのは、「成功したいなら~しよう」を「失敗したくないなら~しよう」というふうに、言っていることは同じでも出発点と結論を逆にして表現し直してしまうことです。

 

心理学では前者の言い回しを接近目標、後者の言い回しを回避目標と言います。近づきたいものと近づきたくないものという違う切り口で物事を別々に考え直すのですね。

 

ちょっとわかりにくいなと感じた人は、ポジティブな言い回しとネガティブな言い回しの両方を使うという感じで覚えると良いです。

 

それでも面倒くさい人は、ただ同じ言葉を繰り返すだけでも効果があるので、ただ同じフレーズや単語を繰り返すテクニックを使っていきましょう。

なぜ正論は役に立たないのか?人が攻撃的になってしまう批判と誹謗中傷の心理学
嫌いと言われたら嫌いになる心理好きだと言われると相手のことを好きになるように、嫌いだと言われると相手のことを嫌いになる心理が存在します。厄介なことにこれは仕事上の意見のぶつかり合いや考え方の相違であっても生まれてしまう心理です。自分の意見と

 

比喩法、比喩表現

比喩とは簡単に言うと、例え話です。想像しにくい話や直感的にわかりにくい話を相手にもわかる話に置き換えるという感じですね。

 

比喩を使うことで難しい概念や言葉を噛み砕き、人にわかりやすく伝えることができます。また例えを使うことでイメージが繋がり脳内ネットワークが形成されて記憶に残りやすくなります

 

韻を踏む、リズムを刻む

韻を踏むというのは似たような音で発音される言葉や文章を重ねるテクニックです。

 

韻を踏んだりダジャレのような言い回しをすることで頭の中にイメージが残りやすくなります。言葉のリズムが心地よいと、自然と記憶に刻まれるのです。俳句とか短歌が良い例ですね。

人を説得するならこの言い方で!ポジティブな言葉と表現に弱い人間心理
説得するならポジティブな言葉を使うと良い実はある状況においてはネガティブな言い回しよりもポジティブな言い回しを使う方が、相手をより説得しやすくなることがわかっています。基本的には人間心理というのはネガティブな情報に強く反応するように作られて

 

倒置法

倒置法は言いたいことを最後に持ってくるテクニックですが、倒置法を使うことで相手にインパクトを与えることができて記憶に刻まれやすくなります

 

また一瞬相手の頭の中が「?」となるので、なんとなく面白く結論が聞こえるようになるのも倒置法の良いところです。なので、普段の会話の中でも使うと笑いに繋げることもできます。

 

「ビールが好きだ」よりも「好きなんだよ!、、、ビールが」という感じですね。ちょっとした工夫ですが、後者の表現のほうがインパクトとユーモアがありますよね。

 

疑問形

疑問形は「幸せになる生き方を知っていますか?」というふうに相手に疑問や質問を投げかける文句です。

 

この疑問形も倒置法と同じように一瞬相手に「?」と考えさせるプロセスを挟みます。質問して相手に答えを考えさせることで、相手は知らず識らずのうちにその内容に興味を持ってしまうのです。

 

そして答えが気になるので最後まで文章を読んだりCMなどの動画を最後まで視聴したくなります。即席のストーリー性みたいなものが出来上がるので、広告やコピーに好奇心がそそられるのですね。

キツイ命令と優しい説得、うまくいくのはどっちか!結果は意外にも…?リーダーシップの心理学
性格によって異なる効果的な説得方法実は相手の性格の違いによって効果的な説得の方法も異なります。ある人には有効だった説得でも別の人にはあまり効果がないということがありますが、そのような効果の違いを作っているのはどうやら性格の違いによる影響が大

 

おすすめテクニックは比喩を使った表現

今回紹介したテクニックの中でもおすすめなのは比喩を使った表現です。

 

比喩は相手が理解できるようにわかりやすく噛み砕いてあげる方法なので、説得力がある説明だとみなされ、説得効果が高いという特徴があります。難しい話でもこちらが理解できるようにわかりやすく話をしてくれる人はそれだけで尊敬されますよね。

 

逆に、何を言っているのかわからない人に対しては、その内容がたとえ正しいものであっても敬遠してしまいます。正論があまり役に立たないのはこのためです。難しい話は信じてもらえないのです。

 

しかし比喩には、難しいことや複雑なことであっても相手を問わず理解させる特徴があります。なので、比喩を使った心理テクニックをマスターしておくと応用が効かせやすいのです。

お喋りな性格の人はお得!話す量がリーダーを決める!説得力と選ばれるリーダーの心理学
たくさん話をする人がリーダーになるリーダーに選ばれる人には共通の特徴があります。これはすごくわかりやすい特徴です。しかも天才にしかできないようなことではなく、ごくありふれている特徴です。リーダーの共通点、それは「たくさん話す」ということです

 

比喩表現を使うメリット

さらには比喩を使うことで内容が抽象的なものからより具体的なものになります。すると細かなことや実用的な面まで理解できるようになり、自分の成長にも繋がります

 

つまり、比喩を使って説明をすることで自分も頭が良くなりやすくなるのです。

https://twitter.com/kruchoro/status/1069219633486536705

👉よかったらぜひツイッターのフォローをお願いします🙇‍♂️

 

たとえ話は感情を揺さぶることができる

そして比喩的な表現にはストーリーや感情的な表現が使われるために聞き手の感情も揺さぶられやすいという特徴があります。

 

説得に一番大切なのは説得する相手の感情を揺さぶることです。ですから比喩を使った表現は人の心を動かす説得術として優秀なのです。

 

といった感じで5つのテクニックを紹介しました。まずは自分に合ったテクニックを見つけてやりやすいところから始めて最終的には比喩のテクニックを身に着けていきましょう。

 

すらすらと例え話ができるようになったら最強です。

説得力が2倍になる!人から共感されるようになる魔法の言葉
共感を引き出すマジックワード人から共感を得られにくい時というのがあります。あるいは、人によっては共感された経験が少ないという人もいるかもしれません。そういう人のためにアドバイスがひとつあります。それは、「私の身になって考えてみて」と相手に伝
文章で人の心を動かすための5つのテクニック🔻
1.ダブルリバーステクニック
2.比喩法、比喩表現
3.韻を踏む、リズムを刻む
4.倒置法
5.疑問形
タイトルとURLをコピーしました