努力を続けられる人たちの特徴は考え方にある
努力を続けるためには努力が続けられるようになる考え方を知り、それを身につけておく必要があります。
つまり、努力を続けられるかどうかは気合の問題ではなく考え方の問題なのです。
この考え方を身に付けることができれば気合に頼らずとも、そのとき必要な努力を続けられる忍耐力を手に入れることができます。
目の前の厳しい現実を受け入れ、少しでも我慢強くなって成功を手にしたいと思っている人は参考にしてみてください。
努力が続く人が持つ3つの思考法
アメリカ、ペンシルバニア大学で心理学を研究しているアンジェラ ダックワース博士は、25~65歳の2000人以上の人たちを対象に目標に向かって努力し続けられる人は何をしているのかということについて調査しました。
すると、興味をコロコロ変えない、始めたことは最後までやる、目標は変えない、ということを意識している人たちほど努力を続ける傾向があることがわかったのです。
- 興味をコロコロ変えない
- 始めたことは最後までやる
- 目標は変えない
ちなみにダックワース博士はこの努力に関する研究の成果が認められ、ノーベル賞に匹敵するマッカーサー賞、別名ジーニアス アワードGenius Award(天才賞)を受賞しています。詳しくはまた今度話しますね。
努力が続けられる人は普段の生活で自制心を鍛えている
つまり、努力を続けられる人たちは普段から1つのことに集中しようという考え方を持ち、物事を始める前から、決めたことを最後までやり通したり努力を続けることを目標の1つにして取り組んでいるのです。
努力を続けられる人たちは日頃の生活で自制心や忍耐力が鍛えられるような考え方と行動を取っているのでメンタルが鍛えられているのですね。
だからこそ彼らは大事なときにもあきらめずに最後まで物事を続けることができて成果を手にすることができているのです。
最初は続けることを目標にしていこう
というわけで、ちょっと自制心や忍耐力が足りないなと感じて困っている人は「目標をコロコロと変えずに最後までやり切る」という考え方を持って努力に励んでみてください。
「努力し続けることを努力する」という感じで、まずは心の体力を上げていく目標を立てましょう。
そうして物事を続けることに慣れていくことで努力できるメンタルが養われていき、必要なときに必要なだけの行動が取れるようになります。