イメージは外見より会話の中身の方が大切
大切なのは外見か中身か論争はいつのときもある普遍のテーマですが、今回は外見ではなく中身の重要さについて話していきたいと思います。
ただ結論を言うとどっちも大切なのですが、周りの人たちから見たときのあなたの印象は、とりわけあなたが普段話す会話の内容によって方向性が決まり形成されていくことがわかっています。
つまり人に良いイメージを持たれたかったら、あなたがしている普段の会話の内容に気をつけると良いということです。見た目のイメージはあなたが話す会話次第で覆せるのです。
今回の話は学校や職場の人間関係に悩んでいる人はもちろんのこと、好きな人に良く思われたいという人も参考にしてみてください。
会話をすることでイメージを変えることができる
アメリカのノースウェスタン大学の研究によると、私たちが他人から見られるときに生じる印象形成には、ファッションや体型といった外見よりも中身や性格がより大きな影響力を持っていることがわかっています。
見た目だけで判断されることももちろんたくさんあるのですが、相手と一度話をしてしまえばその会話の内容から受ける印象の方が外見よりも強くなってイメージが変わるのです。
話してみたら意外と良い人
たしかに自分たちの経験で思い返してみれば、そういう感じがしませんか?相手のファッションセンスや表情から、「なんか近づきにくくて怖そうな人だな〜と思っていたけれど、実際に話してみたら良い人で仲良くなれた!」みたいな経験は誰でも一度くらいはあるのではないでしょうか?
それと同じように、実際に話をするまでは相手の情報は見た目と噂話くらいしかないので警戒してしまうのですが、実際に話してみると相手の見た目の情報よりも性格の方が影響力が強く、イメージか塗り替えられるのです。
特に付き合いが長くなればなるほど、この効果は大きくなっていきます。
怖いイメージがある人へのアドバイス
今回の研究結果を踏まえるなら、人から「怖い」「話しかけづらい」とよく言われて人付き合いに悩んでいる人は、自分から積極的に明るい話をしたり楽しい話題を提供してイメージを変えていくと良いわけです。
まだお互いを詳しく知らない頃に出会った相手は見た目のイメージからあなたに対して緊張しているのですが、こちらから声をかけて話を始めてしてしまえば誰でも会話はしてくれるので問題ありません。
ギャップを使って怖いイメージを逆に利用する
怖いイメージを持たれてるぶん、たしかにコミュニケーションの入口は難しいのですが、私たちはたった1回会話を交わすだけでもほとんどの人と友達になれるという性質を持っているので、後のことを考えて過度に心配する必要はありません。
逆に言うと、怖いイメージの人は「自分から明るく話しかける」たったこれだけのことで相手はギャップを感じてイメージを良いものに変えることができるので、誤解されやすい人ほど積極的に話しかけるように心掛けましょう。
ダウンタウンの浜田さんをイメージして、「むしろお得なんだな!」くらいに捉えましょう笑。