自分のことを好きになると幸福度が上がる
幸せになるためのコツはまず最初に自分のことを好きになることです。
すごく単純な心理なのですが、自分のことを好きになればなるほど幸福度が上がっていくのです。
自分のことが好きな人は、自分の行いとその結果を責めてしまう傾向が低くなり、さらに成長を望むようになるために、困難な状況や悲しい気持ちを乗り越えられるようになるのです。
幸せな人たちの特徴は自分が好きという感情
アメリカ、イリノイ大学のディーナー博士は、世界31ヶ国から1万3118名の人を対象にどのような人が幸せを感じているかを調べました。
すると、幸せな人たちに共通していたのは「自分のことが大好き」という特徴でした。
苦手なことや不得意なことがあっても、難しい問題や悩みにぶつかっても、そんな状況に対処する自分を好きであることで苦労を経験しながらも幸せな気持ちになっていたのですね。
自分を好きになるためのコツ
自分のことを好きになるためには小さなことをコツコツと積み重ねていくことです。小さな成功体験を繰り返し経験することで自分のことを受け入れやすい心理状態になっていくのです。
「自分が好きなのは元から優秀だからではないか?」と思う人もいるかも知れませんが、そうではありません。いくら成績が優秀でも、いくらお金持ちになれても、世の中には上には上がいます。
なので、人と比べたときの自分の優秀さを理由に自分を愛している人は常に誰かと争ってしまい、心理的に消耗していきます。これではいくら環境に恵まれていても幸せにはなれません。
小さな目標をコツコツと成功させていく
大切なのは小さな目標であってもきちんと努力を続けてクリアしていくことです。たとえば早起きをする、たとえば宿題をする、誰もが当たり前だと思うようなそんなレベルのことでも自分自身を好きになる理由になります。
私たちは意外と単純な理由で自分のことを好きになってしまうものなのです。大げさな目標など必要ないのです。というわけで、まずは自分にできるレベルの小さなことをやって自分をちょっと好きになり幸せな気分になってみましょう。
すると、幸せな気持ちが溜まっていってどんどんと挑戦したくなり、そんな自分のことを受け入れられるようになっていきます。