メンタルが強くなる意外な習慣
これまでメンタルが強くなるための方法について色々と説明していきましたが、今回はその中でもかなり意外なテクニックとなっています。
メンタルを強くするその意外な方法とは独り言です。実は私たちは困難な壁や悩み事にぶつかったときに独り言を話すことで苦難にも立ち向かえるメンタルが整うようになるのです。
一見すると独り言をブツブツ言っているような人はメンタルが整っているどころか、心が病んでいるようにも見えますが、独り言で自分自身に話しかけることは心の健康に良いのです。
自分自身を励ませる人ほど努力が続く
ドイツ、サーランド大学のヨハン シュナイダー博士の研究によると、 心理学でセルフトーク(自己会話)と呼ばれる、日頃から自分自身に話しかける習慣がある人ほど、困難な壁や大きな悩み事にぶつかったときにも努力をして自力で乗り越えることができるということがわかっています。
自分自身に話しかけるだけで目標に向かって努力し続けられるようになるなんて、不思議な心理ですよね。
セルフトークをすることでポジティブになる
例えば、家族や仲間に応援されると元気がみなぎってきて困難な問題にもポジティブに対処しようと思えるものですが、セルフトークにもこれと同じような効果があるのです。
自分自身に向けられて発せられた言葉は意味のない独り言などではなく、心を支える励ましの言葉として自動的に脳内変換されてあなたの心に受け入れられるのです。
人に相談しづらい悩みがある時こそ自分を励まそう
自分が自分を励ませば良いので、ぼっちの人でも安心して使える心理テクニックですね。
そう考えるとエヴァンゲリオンに出てくる碇シンジ君の「逃げちゃダメだ」というセリフは心理学的に見てもきちんと意味のあるセリフだったのですね。
また悩み事というのは悩みが深ければ深いほど他人に相談することが難しくなるので、そういう時にこそまずは励ましの言葉を自分自身に向けて発してみましょう。
アニメや漫画の主人公みたいに自分に話しかける
アニメのキャラや漫画のキャラが困難な問題や巨大な敵に立ち向かうとき、頭の中で自分を励ますようなセリフをつぶやくというようなシーンや心理描写がありますよね。
現実にいるあなたもまさにそんな感じで、自分自身に向けて励ましの言葉を与えてあげてみてください。
きっと心の底からやる気がみなぎってくるのを感じられるはずです。