恋愛するためのマーケティング戦略
今回はブスのマーケティング戦略(税理士・田村麻美著)という本の心理解説をします。
本書はこじらせてしまったブス目線の恋愛がテーマではありますが、本書で書かれている恋愛テクニックはどんな人にも使えますので恋愛スキルを高めたい人は是非読んで参考にしてみてください。
また恋愛の目標は主に、デート・セックス・交際・結婚の4つですが、こちらもどの場合にも使えるテクニックとなっています。
本記事で紹介するのはテクニックというよりも、思考術や戦略に関するお話です。本記事でブスのマーケティングにおける恋愛の考え方や価値観を学んで気になったら、実際に本を読んで具体的な方法を身につけてください。
自分の魅力と相手を考える
まず本書では、マーケティングのテクニックを使ってブスという商品を男性という顧客に売り込むというふうに考えます。
そこで必要になってくるのが3C分析と呼ばれる思考ツールです。簡単に言うと、自分・相手・ライバルについて考えて恋愛相手とその人を落とすための方法を決めようというものです。
まずは恋愛の勝率を上げよう
まさに恋愛経済学的な考え方ですね。これは好意を寄せている特定の相手に対しても使える考え方ですが、基本的には自分の強みと自分が落としやすい相手を見つけてそこに全力を注ぐという戦略です。
なので、とにかくモテたい、セックスしたい、恋人が欲しいという人にピッタリのアドバイスです。こう言うと卑しく聞こえますが、自分の気持ちに素直になることは心の健康のためにも必要なことです。
確実に好きな人を落とす方法というわけではなく、恋愛全体の勝率を上げるという感じですね。
経験をして自信をつけよう
ただ数をこなすだけかと思ったかも知れませんが、数をこなすことは意外と大切です。
なぜなら数をこなすことで自信と実力がついてくるからです。
小さな成功を積み重ねて自信をつけていこうというアドバイスがよくありますが、まさにこの戦略はその思想から来ています。
そして自信をつけることで自分の価値が本当に高まるので好きな人と結ばれる確率も上がっていくのです。
理想を追い求めすぎない
恋人がほしい、セックスしたいと思っているのにできない人は理想を追い求めすぎていて現実を見れていない可能性があります。
こうなると口だけの存在になってしまい、周りからの評価も自己評価も下がってしまいます。
そこで最初に言った3C分析を行って現実を見て戦略を立てていくのです。
成功者を観察し真似をする
またもう一つ現実を見るための方法として、街に出かけていき彼氏のいるブスを観察しようというものがあります。
彼氏のいるブスは彼氏が欲しいと思っているブスにとっては成功例です。その成功例と付き合っている相手を見て、現実感を取り戻すのです。
恋愛できない体質、恋愛 EDを治す
ちなみにこの方法は実はEDの治療に似ています。
つまり、恋愛したいのにできていない人はある意味でEDなわけです。なので、恋愛に対して臆病になっていたりハードルを上げすぎている人は、少しずつ段階を踏んでいって戦略的に恋愛ができるようにメンタルを改善していくというふうに考えましょう。
大事なのは貴方が恋愛をする目的をはっきりさせることです。なので、恋愛がしたくないと思っている人はしなくてもいいわけです。自分に嘘をついたり無理をしてまで恋愛にこだわる必要はありません。
モテる条件を探す
3C分析というと難しく聞こえますが、要するに好きなタイプの男性(c)にモテている女性(c)と自分(c)とを比べて、何が違うのかとどこを改善したらいいのかを考えればいいのです。
例えば顔が違うとなったら、化粧を変える・痩せる・表情を変える・整形・髪型を変える・肌ケアするなどの選択肢が見つかります。
恋愛の守備範囲は広くとる
ちなみにここでは自分を変えていますが、相手のタイプを変えるという戦術もあります。
例えば自分はSっぽい男がタイプだけどMにモテるとわかったらMと付き合うという感じです。
モテるためには異性のタイプは広く幅を持たせておくと良いです。そして自信と経験を積んだでから徐々に狙いを一番の好みの相手に定めていくのです。
大事なのはトライアンドエラー
ブスのマーケティングはトライアンドエラー、スモールビジネス、スタートアップ、小さな一歩を踏み出すといった場面を想像すると理解しやすいです。
ビジネス的戦略であり、自己啓発のような感じです。恋愛に臆病になっていたりこじらせて恋愛EDになっているような人は参考にしてみてください。