心理学的に正しい目標達成のポイント
心理学の研究によると、私たちの多くは目標の設定の仕方を間違えて行っている!!ということがわかっています。
これは悲惨な話ですね。つまり目標達成や新しい習慣の獲得が難しいのは、そもそものやり方が間違っているからなのですね。それではうまくいかないわけです。
そこで今回は科学的に正しい目標設定のやり方について話していきます。
リチャード ワイズマン博士について
今回の心理テクニックは、イギリスのハートフォードシャー大学で心理学の研究をしているリチャード ワイズマン博士がまとめた、「目標を達成する心理学的に正しい方法」をもとに解説していきます。
ワイズマン博士は世界的に有名で、日本でも多くの翻訳書があり、ビジネスコンサルタントの勝間和代さんもファンを公言している、すごい科学者の一人です。書籍もおすすめです。
目標は徹底的に絞る
目標達成が失敗する大きな原因は、多すぎる目標(高すぎる目標)設定です。ついつい私たちは欲張ってしまうのですね。
私たちが一日に使えるエネルギーは限られているので、やる気を分散させないように、達成したい目標や、新しく始めたい習慣や行動は絞った方が成功率が上がるのです。
目標はたった1つに絞る
また目標はたった1つに絞ると良いとわかっています。
そうして1つの目標が達成出来たら、次の新しい目標に移行していくという流れを作ることが大切です。同時進行は計画が破綻しやすいのですね。
自分が本当にしたいことだけを目標にする
意外に思う人もいるかもしれませんが、私たちは自分の本当のやりたいことすら自覚していないことが多いです。
やりたいことや好きなことがない、という人がたまにいますがこれは本当なのですね。自分の本当にやりたいことを見つけて目標にすることは私たちが思っている以上に難しい作業なのです。
何をしたいのかを2〜3日考える
そこで数日かけて自分のやりたいことを見つける作業を先にします。そのあとで目標のレベルなどを決めていくのです
目標の達成に失敗した多くの人は、深く考えずに慌てるように目標を立てていることが多いことがわかっています。
なので、最低でも2〜3日はかけて自分が本気でやりたいことを考えましょう。さもないと、目標達成は失敗に終わる可能性が高いのです。
2〜3日と聞くと長く感じますが、それくらい本当にやりたいことを見つけるのは難しいということです。
目標達成のコツは最初の目標設定
というわけで、心理学的に正しい目標達成の方法についての解説でした。これから目標を決めて努力を始めるぞ、という人は参考にしてみてください。
目標達成のコツは、行動する前の最初の目標設定が肝心です。
そして目標を達成するための重要なポイントはまだまだあるので、また続きを解説しようと思います。