心理学的に正しい目標達成の方法
心理学の研究によると、目標の達成のための努力は間違えて解釈されているということがわかっています。
つまり、目標達成や新しい習慣の獲得が難しいのは、そもそものやり方が間違っているからなのですね。
というわけで、今回は科学的に正しい目標設定のやり方について話していきます。以前に解説した内容の続きです。
今回の心理テクニックは、イギリスのハートフォードシャー大学で心理学の研究をしているリチャード ワイズマン博士がまとめた、「目標を達成する心理学的に正しい方法」をもとに解説していきます。
以前に失敗した目標設定はしない
過去に達成することを失敗した目標はまた失敗するリスクが高いことがわかっています。
これは以前掲げた目標に再び挑戦しようとするとき、過去に失敗を思い出して無意識に私たちにストレスを与えてしまうからです。
そして、そのストレスのせいで結果として目標達成できなくなる可能性が高くなってしまうのです。
また失敗してしまうかもと不安になる
また失敗してしまうかも、またサボってしまうかも、というように心配が始まって目標に集中できなくなってしまうのですね。
トラウマに近い心理ですね。なんとなく心当たりがある人もいるかもしれません。
なので、新しく目標を立てたり少し目標の内容を変えて新しくチャレンジする方がうまく行きやすいのです。目標達成の際は、今度こそ!と思って過去に失敗した目標に固執しないようにしましょう。
他人の目標に合わせない
他人からの評価や世間の風潮に流されて目標を決めるのもまた失敗しやすいのでおすすめしません。
例えば、自分はそこまでお金を貯めたいわけでもないのに周りの人が言うからという理由で貯金を目標にしたり、世間の流行に合わせて仮想通貨が流行っているからビットコインを買って大儲けするぞ!と、自分の意思とは関係なく目標を立てると失敗しやすくなります。
目標達成に大切なのは自分の意思に従って行動することです。自分が本当にやりたいことだけを目標に設定しましょう。そうすることでモチベーションを保つことができます。というわけで、今回の2つのポイントを守って目標を決めてみてください。