スポーツジムに行くと逆に太るようになる
スポーツジムに行くと逆に太る!という嘘みたいに恐ろしい研究があったので紹介しながら心理解説していきます。
英国の大手ダイエット会社であるフォルツァ・サプリメント社が実施した調査によると、ジムに通っている人の26%はジムで運動をしているのにも関わらず逆にさらに太ってしまい、46%の人たちは現在の体重を維持するだけでまったく痩せなかったことがわかっています。
つまり、ジムに通っている人の72%がまったく痩せていないということです。衝撃的な事実ですね。
ジムで痩せるのは4人に1人だけ
ジムに通って痩せたのはたった25%、つまり4人に1人だけで、これらの人たちだけが効果的に体重を減らすことができたとわかっています。
調査によると、ジムで定期的に運動しているほとんどの人たちは週に3〜4回もジムに行き、平均して40分~1時間も運動していることがわかっています。皆さんけっこうきちんと運動できていますね。
ここまで努力しているのにも関わらず多くの人は痩せられないのです。なぜなのでしょうか?
ジムに通っているのに痩せない理由
ジムに通っているのに痩せない理由は4つあります。
- 運動によるカロリー消費量が少ないから
- 運動の後に食欲が増えて食べ過ぎるから
- 食べるために運動をしているから
- 食事のコントロールをしていないから
以上の4つです。順番に解説していきます。
ジムの運動はカロリー消費量が少ない
このような皮肉なダイエット問題が起こるのは、カロリーの消費量に原因があるからです。
調査によると、ジムに行く人のうち40%は、一回の運動で300~500カロリーを消費していることがわかっています。
ただし、25%の人たちは200~300カロリー、10%の人たちは100~200カロリー、4%の人たちにいたっては、ほんの100カロリー未満しかカロリーを消費できていません。
というわけで、運動しているようでも実はほとんどの人たちは適切にカロリーを消費できていなかったのです。カロリーの消費量が少ないのであれば痩せないのは当然です。
ジムに行くと食欲が増える
ジムに行っても痩せないどころか太ってしまうもう一つの原因は、運動をしない人に比べて、利用者の食欲がはるかに大きいという事実です。
調査では、53%の人が運動をした後にかなり大きな食欲を感じることが明らかになりました。運動をするとどうしても食欲が増えてしまうのです。
食欲を感じるだけであれば問題はありませんが、当たり前ですが強い食欲を感じるとどうしても気持ちは負けてしまい、太りやすい食事や夜食にも手を出してしまうようになります。そしてそのカロリー分を消費しようとまた運動をします。
といったところで長くなってきたので、今回はここで終わります。続きはまた次回解説していきます。