科学が認めた本当に効果のあるストレス解消法8選 その1

この記事は約4分で読めます。

科学的に正しいストレス解消法

世の中には様々なストレス解消法があります。昔から使われているものもあれば、オリジナリティあふれるもの、ついみんながやりがちなものなど色々です。

 

しかし、そうしたストレス解消法の中には、時にはストレス解消の効果がないものも入っています。

 

そこで今回は、アメリカ心理学会(APA)が行ったストレスに関する大規模調査から導き出された、ストレス解消法を紹介していきます。これらは科学的に証明された本当に効果のあるストレス解消法ですので、ストレスが溜まった時などにお使いください。

コルチゾールとは?病気にかかりやすくなり老化が加速するストレスホルモン
ストレスホルモン、コルチゾールとは?今回はストレスホルモンの一種であるコルチゾールについて解説していきます。コルチゾールは、私たちが強いストレスを受けたときに副腎から作られるホルモンです。コルチゾールが分泌されることで、肉体には次のような変

 

本当に効果のある8つのストレス解消法

アメリカ心理学会(APA)がおすすめする本当に効果のあるストレス解消法は次の8つです。

 

  1. 読書
  2. 運動
  3. 瞑想
  4. 音楽
  5. 親しい人と過ごす
  6. 散歩
  7. マッサージ
  8. お祈り

 

というわけで、順番に解説していきます。

 

読書(好きな本を読む)

いきなり意外な解消法なのですが、実は読書にはストレスを和らげる効果があります。

 

2009年に行われたサセックス大学のデヴィッド・ルイス博士の研究によると、読書には知識が身に付いて頭が良くなる効果だけではなく、同時にストレスを68%も減少させる効果があることがわかっています。

 

しかもわずか6分間の読書でこれだけの効果が得られたとのことで、短い時間でできるストレス対策としてかなり良いですね。

本を読むことで幸福度が増えてメンタルヘルスが改善する!という英研究

 

読んだ方がいい本の種類

本の種類はベストセラーでなくてもよく、自分の好きな本で良いです。ここで重要なのは本当に自分の興味のある内容が書かれている本を選ぶことです。

 

さらに、趣味、旅行、料理など自分の趣味だったり、気持ちがリラックスできるような内容だとなお良いです。逆に読んだ後で怒ったり無力になったりするような内容はやめておきましょう。

 

ストレス解消に最適な読書時間

研究では6分でストレス減少効果が認められましたが、ほかの研究と合わせて考えると読書時間はできるのであれば、1日30分を目安にすると良いです。もちろん、それ以上読んでもOKです。

 

読書後に気持ちをメモする

また本を読んだ後で、今の気持ち、ストレスがどれだけ減ったのかなどをメモすると、ストレス解消効果がさらに高くなります。読書後にもまだストレスや不安を感じている場合には、その原因に何か思い当たることがないかを調べましょう。

ストレスやイライラを消し去るのは意外と簡単!?何にでも使える万能的なストレス解消方法
ストレスを感じた時はどうすればいい?アメリカで行われていた心理学の研究によると、私たちが感じているストレスというのは意外と簡単に消し去ることができるようです。たしかによくよく考えてみると、私たちはストレスへの対処法をどこかで習うということを

 

運動(筋トレ、スポーツ)

運動がもたらす健康メリットはこれまでにも解説していますが、科学的にストレス解消の効果が実証されているものの中で一番おすすめのストレス解消法です。

 

運動には、短期的にストレスを減少させる効果のほか、長期的にもストレスに強いメンタルを作り上げてくれ、心身ともに健康になれます。ただし運動をする習慣を作るのは難しいので、なかなか定着しないのが難点です。

https://twitter.com/kruchoro/status/1192790120367149056

→Twitter

 

簡単な運動を始める

男女ともにおすすめの運動は筋トレですが、まずは散歩や簡単なスポーツから始めてみましょう。友達や家族や恋人を一緒に誘うと継続しやすいので試してみてください。

 

というわけで、まずは今回紹介した読書、運動を行ってストレス解消具合を確かめてみてください。続きは次回また解説します。

→続き「ストレス解消ってほんとに効果があるの?科学が認めたストレス解消法8選 その2」

今すぐ幸せになりたいのならたった20分間軽く運動するだけでいい
運動をするだけで人は幸せになれる運動をするだけで人間は元気になれます。運動には身体的にも心理的にも大きなメリットがあるのです。ポジティブ心理学で有名なハーバード大学のタル・ベン・シャハー教授も「運動をしないのは憂鬱になる薬を飲んでいるような
タイトルとURLをコピーしました